相模湾西部沿岸域の海洋環境のモニタリング調査
1995年から毎月1回、真鶴沖の水温や塩分、栄養塩類、植物プランクトン量などの海洋環境の調査を継続しています。
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2026年3月23日
当センターは、海洋生物相の豊かな相模湾の西岸部における海洋生物に関する教育と研究、ならびに箱根・北伊豆地方の陸上の自然と環境を対象とする教育と研究を通じ、学部の理科教育や環境教育と神奈川県下の小中高等学校の児童生徒・教員の実習・研修への利用を目的とした教育(学芸)学部の臨海実験施設としてスタートしました。
平成23年4月に学内の大学院環境情報研究院の附属施設となり、海洋教育・環境教育の継続に加え、相模湾西岸周辺の海洋環境に関する研究ならびに教育を、県内外の諸機関との連携・協力により展開・推進してまいりました。
このような中、令和7年1月に施設の全学化が実現し、地域連携推進機構の機構内センターとして移管されることになりました。これからは、従来の教育・研究を継続・発展させると共に、学内の他部局の教職員の協力を得つつ、地域社会への貢献を新たな使命とし、県内外の諸機関と連携を進め更なる発展を目指します。
西部相模湾のモニタリングと、その保全のための様々な研究や、地域社会が抱える課題を解決するため、横浜国立大学の教育力及び研究力を総合的に発揮して実践的に取り組み、その成果を地域に還元します。
相模湾西部沿岸域の海洋環境のモニタリング調査
1995年から毎月1回、真鶴沖の水温や塩分、栄養塩類、植物プランクトン量などの海洋環境の調査を継続しています。
真鶴で発見された北限の造礁サンゴの調査
相模湾の海洋環境の変化と、サンゴ群集の関係を解析。町や漁協、住⺠と連携しつつ、生態系と環境の変化に対する適応策を探っています。
行政や漁業組合、NPO、博物館、商工会などと連携し、周辺の海洋環境の保全や、町内外に海の魅力を知ってもらうための拠点形成を行います。また、陸上の自然環境や都市部も含めた県西地域全体をフィールドとし、自治体を超えたかたちで課題の発見と、その解決に向けて取り組んでいきます。
地元小学生児童を含む地域住民を対象とした海洋教育として、プランクトンの採集と顕微鏡観察、センターの船舶を使用した海洋調査体験なども開催しています。



臨海環境センターは、東京から一時間圏内に位置しながら、豊かな自然環境に囲まれています。本センター周辺の海域には、大陸棚がほとんどなく、沖合にゆくにつれて水深が急激に深くなり、水深1500mに達する深海が広がります。溶岩が流れ出て作られた海岸付近の地形は複雑な岩礁ばかりで、多くの海洋生物にとって住みやすい生息環境を提供しています。
そのため生物の種類がとても豊富で、これまでに400種を超える大型底生動物や、130種ほどの海産藻類が報告されています。
加えてこの海域には、近隣の酒匂川や早川をはじめとする河川水の流入、そして南から北上してくる黒潮の流れや、沖合の深層部では親潮の影響も受けます。そのため、暖流系から寒流系まで、様々な動植物プランクトンや魚類を観察することができます。
東京から東海道線に乗って、真鶴駅まで約1時間半。臨海環境センターまでは、駅から徒歩15分/タクシー5分です。箱根や小田原のエリアとも隣接しているため、海だけでなく、森林や田畑にもアクセスできる、神奈川県西エリアの拠点となっています。
地域連携推進機構は、横浜国立大学の地域貢献に関する教育・研究・実践活動を推進する「地域実践教育研究センター」と、イノベーション人材育成に向けた教育・研究・学生ベンチャー支援によって地域や社会に貢献する「成長戦略教育研究センター」、相模湾西岸周辺海域の環境に関する研究ならびに教育を中心とする「臨海環境センター」が、それぞれの活動実績やネットワークを活かして連携しながら、新たな価値を創造する組織です。
※成長戦略教育研究センターは令和8年3月末日をもって廃止となります。